皮膚を健康な状態に保つには皮膚のターンオーバーが大事だとよく言われています。そもそもターンオーバーとは何でしょう?
皮膚のターンオーバーとは表皮や角層などで起こる細胞の生まれ変わりのことを言います。
その過程は、ケラチノサイトといわれる皮膚の細胞が「基底層(きていそう)」、「有棘層(ゆうきょくそう)」「顆粒層(かりゅうそう)」、「角層(かくそう)」の4つの層を構成し、やがて最外層として剥離していくというもので、健康な皮膚では一定のリズムで繰り返されています。
その細胞は成長過程でツヤ成分や潤い成分を作りながら成長していきます。セラミドやヒアルロン酸といった成分がそのツヤやうるおい成分です。
ターンオーバーは、さまざまな要因によって速くなったり遅くなったりします。特に歳を取っていくとターンオーバーは遅くなります。ターンオーバーが遅くなるとツヤや潤い成分が作れなくなってしまったり角層が厚くなるのでくすみ感が出てしまいます。
逆にターンオーバーが早すぎてしまうとうるおいやツヤ感を作る成分が追いつかないので皮むけしたりちょっとした刺激で赤みが出たりします。
したがってターンオーバーは遅くても早くてもよくないので正常化することが肌の健康につながります。
ターンオーバーを正常化していくには
- 適切なスキンケアをおこなう。
- 肌を保護するために紫外線対策を行う。
- 十分な睡眠と適度な運動を行う。
- 栄養バランスの整った食事を取る。
ことを意識しましょう。