実は多くの日本人に不足!免疫力に不可欠なビタミンDを効率的に摂るには?

2022年03月3日 | ブログ

免疫力を高めるために、みなさんは何をしていますか?
一般的に、免疫力を高める方法として以下のことが有効であると考えられています。

・睡眠時間の確保
・運動
・禁煙
・肥満や低体重を避けること
・バランスの良い食事を摂ること  など

しかし、ビタミンDを摂ることが免疫に関係することはあまり知られていません。
『厚生労働省「統合医療」に係る情報発信等推進事業』によると、

”ビタミンDは、その他多くの意味において身体にとって重要な栄養素です。
たとえば、筋肉を動かすため、神経が脳と身体のあらゆる部位との間のメッセージを伝達するため、免疫系が体内に侵入してくる細菌やウイルスを撃退するために不可欠です。“

としています。

 

実際に、ビタミンDの摂取目安量は男女ともに8.5㎍*¹ですが、平均摂取量は男性7.4㎍、女性6.4㎍*²と不足していることがわかります。

また、ビタミンDは食事で摂取するほかに、直射日光にあたることによって体内で生成され機能を果たします。
今は紫外線が美容に良くないことが周知され、一年中日焼け止めを使用している方も多いと思います。
日焼け止めを週3回以上使うグループの血中ビタミンD濃度の平均は、通年で厚労省の定める基準価を下回る欠乏状態という調査*³もあります。

 

 

ビタミンDは、実は野菜には含まれておらず、魚類に多く含まれます。
かつおの酒盗やしらす干しなど、加工された食品でも手軽に摂取することができますので、野菜中心の食生活をされている方は、是非意識してビタミンDを摂ってみてくださいね。

 

 

*¹18歳以上の男女、妊婦・授産婦(日本人の食事摂取基準2020版)
*²令和元年国民健康・栄養調査 1歳以上
*³健康産業新聞「日焼け止め使用でビタミンD欠乏へ」

ブログのバックナンバーはこちら