冷房病(クーラー病)にならないために​

2024年08月8日

冷房病(クーラー病)とは、正式な病名ではありませんが、夏場に冷房やエアコンがよく効いた室内に長時間滞在していると、身体の体温調節機能に不具合が生じて、周囲の温度にうまく適応できなくなり、自律神経失調症の一つと言われています。特に女性や高齢者は、男性に比べると筋肉量が少なく、熱成分を蓄える作用を有する筋肉組織が乏しいため冷房によって過度に身体が冷えやすく冷房病になりやすい傾向があります。​

冷房病の症状として倦怠感、冷えや肩こり、頭痛、腰痛、イライラ、食欲不振、吐き気、腹痛、胃痛、下痢、不眠など身体に引き起こす反応は多種多様です。​

対策として​

1.外気との温度差は5~6℃を保つ。​
2.首もとやお腹、手足などの体の部位をカバーする。​
3.ぬるめのお湯でじっくり半身浴をする。​
4.夏場の暑い時期にも身体を温める温かい食べ物や飲み物などの食品を摂取する。​
5.タンパク質、ビタミンE,鉄分など血行を良くする食材を摂る。​
6.充分な睡眠をとる。​

以上のことを心掛けましょう。​