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《皮膚科医 友利新先生監修》ニキビでお悩みの方必見!汗ばむ季節の肌トラブルとインナーケア

《皮膚科医 友利新先生監修》ニキビでお悩みの方必見!汗ばむ季節の肌トラブルとインナーケア

監修いただいた医師:

友利 新(ともり あらた)/Arata Tomori
instagram @aratatomori
公式Youtubeチャンネル
医師(内科・皮膚科)

沖縄県宮古島出身。東京女子医科大学卒業。同大学病院の内科勤務を経て皮膚科へ転科。
現在、内科と皮膚科のクリニックに勤務の傍ら、医師という立場から美容と健康を医療として追求し、美しく生きる為の啓蒙活動を雑誌・TV などで展開中。

 

気温が高い日が増え、最近は梅雨に関する話題が徐々に増えてきました。
気温と湿度の上昇により、汗や皮脂の分泌が増える梅雨の時季。「肌のベタつき」「メイク崩れ」「テカり」「肌荒れ」「ニキビ」などの肌悩みを感じやすくなる季節ですね。

特に皮脂分泌が過剰になりやすいこの時期は、毛穴詰まりや炎症を引き起こしやすく、肌のコンディションを保つのが難しいと感じる人も少なくありません。
また、ニキビは思春期だけでなく、大人になってからも悩む人が多い肌トラブルの一つです。皮膚科領域でも「成人型ニキビ(アダルトアクネ)」という分類があり、加齢によるホルモンバランスの変化やストレス、生活習慣が関与していることが指摘されています*。

*日本皮膚科学会「尋常性痤瘡治療ガイドライン2023」

悩みが深刻だったり、日常生活やQOLにも影響し得る「ニキビ」に今回はフォーカスしていきたいと思います。

 

そもそもどうしてニキビはできるの?
たくさん美味しいものを食べたとき、寝不足のとき、ニキビができるきっかけは人それぞれですよね。
でも、ニキビができる基本の仕組みはこんなにシンプルなんです。
①毛穴の中に皮脂が詰まる
②皮脂を好むアクネ菌がたくさん集まってくる
③アクネ菌に対抗するために炎症がおきる

なので、皮脂分泌を過剰にさせないことがニキビを防ぐ方法の1つです。

 

思春期ニキビと大人ニキビ
思春期にニキビに悩む人が多いのは、ホルモンバランスの乱れによって皮脂腺の働きが活発になり、皮脂分泌が盛んになるためです。
大人になってからは、寝不足・ストレスなどでホルモンバランスやターンオーバーが乱れることや、メイクが毛穴につまってしまうことでもニキビができてしまいます。

 

ニキビができやすい「癖」⁈
アクネ菌が繁殖しにくい環境を保つことも大切です。

  • 顔をよく触る
  • 頬杖をつく
  • タオルを毎日交換しない
  • メイクのスポンジは同じ面を何回か使うことがある etc.

このような項目にあてはまる方は、アクネ菌が繁殖しやすい環境を作ってしまっているかもしれません。

 

敏感に傾きやすい梅雨時期の肌…外側ケアと内側ケアのバランスを
高温多湿な梅雨の環境では、肌が不安定になりやすく、敏感肌の方にとっては特に注意が必要な季節です。マスクや汗による摩擦、空気中の湿気や雑菌も肌荒れを助長させてしまうことも。

こうした肌トラブルに対しては、スキンケアによる「外側からのケア」に加えて、日々の食生活などを通じた「内側からのケア(インナーケア)」も重要です。

「どんなに丁寧に洗顔してもテカリやニキビが改善されない」という人は、栄養バランスに目を向けてみると、新たな発見があるかもしれません。

 

たくさん食べるとニキビに影響する⁉食べ物
①牛乳・チーズ・生クリームなど
②チョコレートなど砂糖を多く含んだもの
③ポテトチップス・揚げ物など

こうやってあげると美味しいものばかりですね。ニキビに悩む方は普段、自分が何気なく口にしているものにも注目してみましょう。

 

インナーケアで意識したい栄養素とおすすめ食材
肌が揺らぎやすい時季のトラブル対策として、インナーケアで意識したい代表的な成分を以下にご紹介します。

■ ビタミンB群(特にB2・B6)
皮脂分泌を正常に保ち、ターンオーバーの乱れを整える働きが期待されます。
含まれる食材例: 卵、レバー、納豆、バナナ、サバ、マグロ、鶏むね肉

■ ビタミンC
抗酸化作用があり、肌のキメを整えるサポートをしてくれます。ストレス時にも消耗されやすいため、意識的な摂取が◎。
含まれる食材例: 赤ピーマン、ブロッコリー、キウイ、いちご、柑橘類

■ ビタミンA(βカロテン)
皮膚や粘膜を健やかに保つ栄養素。乾燥や角質肥厚による毛穴詰まりが気になる人にも。
含まれる食材例: にんじん、ほうれん草、かぼちゃ、レバー、うなぎ

■ 亜鉛
肌の修復をサポートするとされ、肌荒れが気になる方におすすめされることの多いミネラル。
含まれる食材例: 牡蠣、牛肉、納豆、カシューナッツ、卵黄

■ 食物繊維・発酵食品
腸内環境を整えることは、肌トラブル全般への対策としても注目されています。
含まれる食材例: ごぼう、きのこ類、ヨーグルト、味噌、ぬか漬け

 

ニキビができてしまったら?
できれば病院で治療してもらうのがおすすめです。
なるべく早く毛穴につまった炎症物質を外へ出す必要があるのですが、自分でつぶすと中の伝達物質も周りにひろがってしまい、ニキビや肌荒れも広がってしまう恐れがあります。

また、ニキビ治療については、外用薬や内服薬の使用だけでなく、生活習慣の改善やスキンケアの見直しなど、包括的なアプローチが推奨されています*。

*日本皮膚科学会「尋常性痤瘡治療ガイドライン2023」

ニキビはできてしまったら極力触らないようにし、肌を清潔に保って栄養たっぷりのお食事と十分な睡眠で肌を早く回復させてあげてくださいね。

 

まとめ
梅雨時の肌は、湿度や皮脂分泌の増加により不安定になりがちです。ニキビやテカりといった肌悩みが増えるこの季節、スキンケアと並行して、内側からのアプローチも意識することが、美肌への近道につながります。

まずはご自身の食生活や生活リズムを見直し、必要に応じて栄養補助としてサプリメントを取り入れることで、より健やかな肌を目指してみてはいかがでしょうか。

 

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友利新/医師「内科・皮膚科」公式Youtubeチャンネル
「ニキビができやすい・防ぎやすい食べ物をそれぞれ3つ紹介します。」

過去のブログ記事はこちら!

腹八分目ってなぜ良い?

腹八分目ってなぜ良い?

“腹八分目に医者いらず”という言葉があるように、おなかがいっぱいになるまで食べず、腹八分目にとどめておく食事の取り方は、昔から「健康にいい」といわれてきました。なぜこのように言われてきたのでしょうか。

お腹いっぱい食べてしまうと消化に時間がかかり、それだけ胃に負担がかかります。また現代の食生活は脂肪分の多い食事に偏る傾向もあり、食べすぎは単に胃への負担が大きいばかりではなく、肥満や成人病といった生活習慣病のリスクも高くなります。
したがって“腹八分目に医者いらず”と昔から言われてる諺に偽りなしですね。

 

「友利新先生に聞く」のバックナンバーはこちら>

皮膚のターンオーバーって何?

皮膚のターンオーバーって何?

皮膚を健康な状態に保つには皮膚のターンオーバーが大事だとよく言われています。そもそもターンオーバーとは何でしょう?

皮膚のターンオーバーとは表皮や角層などで起こる細胞の生まれ変わりのことを言います。
その過程は、ケラチノサイトといわれる皮膚の細胞が「基底層(きていそう)」、「有棘層(ゆうきょくそう)」「顆粒層(かりゅうそう)」、「角層(かくそう)」の4つの層を構成し、やがて最外層として剥離していくというもので、健康な皮膚では一定のリズムで繰り返されています。
その細胞は成長過程でツヤ成分や潤い成分を作りながら成長していきます。セラミドやヒアルロン酸といった成分がそのツヤやうるおい成分です。

ターンオーバーは、さまざまな要因によって速くなったり遅くなったりします。特に歳を取っていくとターンオーバーは遅くなります。ターンオーバーが遅くなるとツヤや潤い成分が作れなくなってしまったり角層が厚くなるのでくすみ感が出てしまいます。
逆にターンオーバーが早すぎてしまうとうるおいやツヤ感を作る成分が追いつかないので皮むけしたりちょっとした刺激で赤みが出たりします。
したがってターンオーバーは遅くても早くてもよくないので正常化することが肌の健康につながります

ターンオーバーを正常化していくには

  • 適切なスキンケアをおこなう。
  • 肌を保護するために紫外線対策を行う。
  • 十分な睡眠と適度な運動を行う。
  • 栄養バランスの整った食事を取る。

ことを意識しましょう。

 

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《皮膚科医 友利新先生監修》シミ・しわ・たるみが気になったら。年齢肌のために摂りたい注目の成分ベスト5

《皮膚科医 友利新先生監修》シミ・しわ・たるみが気になったら。年齢肌のために摂りたい注目の成分ベスト5

監修いただいた医師

医師(内科・皮膚科)

友利 新(ともり あらた)先生

instagram   @aratatomori
公式YouTubeチャンネル

沖縄県宮古島出身。東京女子医科大学卒業。同大学病院の内科勤務を経て皮膚科へ転科。現在、内科と皮膚科のクリニックに勤務の傍ら、医師という立場から美容と健康を医療として追求し、美しく生きる為の啓蒙活動を雑誌・TV などで展開中。2004年第36回準ミス日本という経歴をもつ、美貌の新進医師。美と健康に関する著書も多数。

 

今回は、アクティブサプリの公式アンバサダー 友利新先生に監修いただき、美肌と栄養の関係についてみていきたいと思います。

 

「私、なんだか老けた…?」
起き抜け、鏡を見て「なんだか顔が疲れているな…」
帰り道、電車に映った自分の顔を二度見。
同級生を見て「私より若く見える…」

そんな経験はありませんか?年齢は同じでも老けて見える人と若々しく見える人がいますよね。
見た目のケアというと、スキンケアなど「外側のケア」に力を入れがちですが、体の外側にあらわれていることは体の内側で起こっていることを表しています。

今日から始めたい、Wのケア

バランスよく栄養を摂っている人とそうでない人は、見た目にもやはり差が出てきます。特に年齢肌には、スキンケアに加えて、内側からのインナーケアをプラスする“Wケア”が大切です。

スキンケアと合わせて食生活を改善する「内側からのケア」で美しく健康的な毎日を過ごしましょう。

 

 

内臓や筋肉をはじめ髪の毛や肌も、私たちの体は食べたものから作られています。口から入った栄養は消化・吸収されていったん肝臓に集められた後、必要な器官へ送られていきます。

栄養バランスが崩れていたり、不足気味だったりすると肌の調子が悪くなってしまうことも…。

 

 

このように、体や肌の健康状態は食事の内容によって変わってきます。見た目のケアとして、外側から化粧品を塗って直接肌に栄養を届ける!というのも効果的ですが、そもそも体自体が健康でなければ外見の美しさを保つことはできません。

根本的なケアとして「食事内容を見直す」というのも肌を健康に美しく保つために大切なことです。
それでは、美容と健康を支えるために意識したい「注目の成分ベスト5」と、それらを多く含む代表的な食材をご紹介します!

 

美容と健康を支える注目の成分ベスト5

◇ビタミンA

皮膚や粘膜の健康維持に欠かせない栄養素。ビタミンAには、肌の機能を正常に保ち、活性酸素によるダメージから体守る働きが期待されます。
ターンオーバーを促し、肌のハリとうるおい、弾力を保つ役割を担っています。ビタミンAが不足すると肌のコンディションが乱れ、キメの乱れ、くすみ、紫外線トラブル、ハリ不足、年齢サイン、ニキビなど、さまざまな肌トラブルが引き起こされます。いつまでも美しい肌であるためには、つねにビタミンAに満たされていることが必要です。

☆多く含まれる食材:レバー、うなぎ、卵黄、にんじん、ほうれん草、銀ダラ、ナチュラルチーズなど

 

◇ビタミンC

高い抗酸化作用を持ち、体内で発生した活性酸素をすばやく取り除いてフリーラジカルによるダメージから細胞を守るといわれています。肌のハリやツヤの維持に必要なコラーゲンの生成をサポートするほか、シミやそばかすの原因となるメラニン生成を抑制する作用があります。皮膚や粘膜の健康維持に重要な働きをし、切り傷や傷跡、ニキビの跡など損傷した皮膚の修復を促進します。

☆多く含まれる食材:赤ピーマン、ブロッコリー、いちご、キウイフルーツなど

 

◇ビタミンE

脂溶性の抗酸化成分として、体内の脂質の酸化を防ぎます。ビタミンC同様、高い抗酸化作用により抗酸化作用により、フリーラジカルによるダメージから細胞を守る重要な役割を担っており、ビタミンCとの相乗効果により肌を「酸化ストレス」から保護し、肌の潤いやハリを守るサポートも期待されます。

☆多く含まれる食材:アーモンド、アボカド、かぼちゃ、ほうれん草など

 

◇たんぱく質

皮膚や筋肉、コラーゲンの材料となる、健康的な肌づくりに欠かせない栄養素です。肌のハリをUPさせるコラーゲンの元になるのもタンパク質です。ビタミンと合わせて意識して摂るようにしましょう。

☆多く含まれる食材:鶏むね肉、魚、大豆製品(豆腐、納豆)、卵など

 

◇ポリフェノール

植物由来の成分で高い抗酸化作用を持ち、体内の活性酸素を抑える働きが期待されます。動脈硬化など生活習慣病の予防に役立つとされています。

☆多く含まれる食材:ブルーベリー、赤ワイン、カカオ(チョコレート)、緑茶など

 

 

5年後、10年後――どんな自分でいたい?

これから食べるもので、未来の自分は変わっていきます。
「今更やっても意味ないし…」そんなことはありません!
5年後、10年後を見据えて、今日から対策を始めてみませんか?

外側からのスキンケアと内側からのインナーケア、Wのアプローチで、未来の肌を守りましょう!

 

厚生労働省eJIM | 抗酸化物質[各種施術・療法 – 一般]

 

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赤ちゃんの肌がうらやましい!ハリのあるお肌

赤ちゃんの肌がうらやましい!ハリのあるお肌

肌のハリがある状態とは、弾力に富んで、ピーンと張ったたるみのない肌の状態を言います。
赤ちゃんや若い人の頬は何もしなくてもこの状態です。

肌に弾力やハリがなくなった、と感じるのはコラーゲンの劣化や加齢による表情筋、真皮や皮下脂肪の衰え、紫外線による活性酸素の発生、お肌の乾燥といったものです。

肌のハリを取り戻すためには

  1. 表情筋を鍛えるエクササイズ
  2. 食事・睡眠習慣の見直し、特にビタミンA、C、E、タンパク質を取り入れましょう
  3. 紫外線対策
  4. 肌を潤す正しいスキンケア

を心掛けましょう。

 

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【Web掲載】Web eclat、OurAge、MAQUIA ONLINEでアクティブサプリが紹介されました

Web eclat(2025/4/5)

ウェブエクラ

「友利新が教える!“更年期ゆらぎ肌”との正しい付き合い方とは?​」のなかでアクティブサプリ ビタミンA+Dが紹介されました。

 

 

OurAge(2025/4/19)

OurAge
編集部が選んだサプリメント7選。体をつくるうえで必要な基本の栄養素、ビタミン&ミネラルがとれる!」のなかでアクティブサプリ ビタミンA+Dが紹介されました。

 

 

MAQUIA ONLINE(2025/4/18)

「美肌な人のおすすめ肌管理術をご紹介!美容医療、スキンケア、インナーケアetc.」のなかでアクティブサプリ ビタミンA+Dが紹介されました。

 

 

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透明感のある肌って?

透明感のある肌って?

キレイなお肌のことをよく透明感のあるお肌と言いますが透明感のある肌ってどんな肌でしょう?
透明感のある肌とは肌の奥まで透き通るように見える肌のことを言います。

透明感のある肌のなりたちには光が重要になってきます。
光が肌に当たったとき、光は肌表面で反射されるだけではなく、内部にも浸透しています。内部に浸透した光の大部分は肌の中で散乱を繰り返しながら伝播し、その一部が外部に出ます。
入るところで皮膚に凸凹があると光が入らなくなってしまいます。

また光が入り込んだ時に余計な色があると光を吸収して反射が少なくなってしまいます。この邪魔する色がメラニンといわれる黒、ヘモグロビンの赤、糖化や酸化したものの黄色、になります。
したがって肌のキメが整っていて光を吸収する色がない肌が透明感のある肌ということになります。

透明感のある肌になるためには

  1. 汚れをしっかり落としこすらないスキンケアをおこなう。
  2. 紫外線対策をする。
  3. 湯舟につかったり白湯を飲んだりして体の冷えを防ぐ。
  4. 食物繊維や発酵食品で腸内環境を整え、ビタミンCなど肌によい食事を摂る。
  5. 適度な運動で血行を促進する。

ことを心掛けましょう。

 

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十人十色の症状!? 更年期障害について

十人十色の症状!? 更年期障害について

日本人の閉経(1年間月経がない状態)平均年齢は、50.5歳ですが、これを挟んだ前後10年間を更年期と呼びます。加齢とともに卵巣から分泌されるエストロゲン量が低下しますが、同時に身体の機能低下と社会環境の変化も起きることが多く、身体的、精神的症状が現れるのが更年期障害です。

更年期症状は100種類くらいあるとも言われていますが、おもな症状は次のようなものです。
・ほてり、のぼせ、発汗、冷えなどの血管運動症状
・イライラ、不安、不眠、抑うつ、無気力などの精神症状
・腰痛、関節痛、肩こり、めまい、頭痛、動悸、皮膚の乾燥・かゆみなどの身体的症状
症状がひどい場合は婦人科を受診してください。ホルモン補充療法(HRT)や漢方薬による治療などがあります。

症状を軽減するためにも、以下の生活習慣を心掛けましょう。

  1. 規則正しい生活を心掛ける。
  2. ほどよい運動。
  3. バランスのよい食事。 

女性ホルモンと似た働きをする大豆イソフラボンを含む、納豆や豆腐などの大豆食品は特にオススメの食材です。また、骨粗しょう症を予防するために、乳製品・小魚などに含まれるカルシウム、シイタケ、干しエビなどに含まれるビタミンD、納豆、緑黄色野菜などに含まれるビタミンKを積極的にとりましょう。

 

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【Web掲載】MAQUIA ONLINEでアクティブサプリが紹介されました

MAQUIA ONLINE(2025/02/24)

「【推薦:内科・皮膚科医 友利新先生】皮脂テカでもツヤ肌になれる友利 新先生の愛用品。成分はレチノールが推し! 弾力系サプリメントも」のなかでアクティブサプリ ビタミンA+Dが紹介されました。

 

 

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《皮膚科医 友利新先生監修》「亜鉛」足りてますか? 季節の変わり目のお悩み、ホルモンバランスの乱れをサポートする重要成分

《皮膚科医 友利新先生監修》「亜鉛」足りてますか? 季節の変わり目のお悩み、ホルモンバランスの乱れをサポートする重要成分

監修いただいた医師:

 

友利 新(ともり あらた)/Arata Tomori
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沖縄県宮古島出身。東京女子医科大学卒業。同大学病院の内科勤務を経て皮膚科へ転科。
現在、内科と皮膚科のクリニックに勤務の傍ら、医師という立場から美容と健康を医療として追求し、美しく生きる為の啓蒙活動を雑誌・TV などで展開中。

 

春の訪れとともに変化しやすくなる体内のホルモンバランス。特に女性は、女性ホルモンの分泌量が季節やライフステージによって変動するため、体調や美容面でのお悩みが表れやすくなると言われています。

そこで注目したいのが「亜鉛」。体内の各種酵素の働きをサポートするミネラルとして知られる亜鉛は、ホルモンバランスの維持にも役立つとされています。今回は、知っているようで意外と知られていない亜鉛についてお届けします。

亜鉛は、体内で作ることができない「微量必須ミネラル」のひとつです。
サプリメントでも人気の成分で、様々な製品に配合されています。
ミネラルは、互いに吸収や働きに影響をあたえ合うことがあるため、バランスよく摂ることが求められます。

 

亜鉛とは?

カルシウムや鉄分と同様に「必須ミネラル」と呼ばれる、人間の生命活動に欠かせないミネラルのひとつである亜鉛。新陳代謝やエネルギー産生、免疫反応などに欠かすことのできない大事な成分ですが、私たちの身体には、亜鉛を合成したり蓄える機能がないため、食事やサプリメントから摂取しなければなりません。

 

亜鉛のはたらき

亜鉛は、ホルモンの合成や分泌の調整、免疫反応の調節、酵素の構成や酵素反応の活性化、タンパク質合成などに作用し、体の成長と維持に必要な栄養素です。また、味覚に関わる細胞をつくる働きもあり、食べ物を美味しいと感じるのに欠かせません。

 

摂取推奨量と摂取状況

1日の摂取推奨量は、男性:11mg、女性:8mgとされ、特に妊娠中、乳児期および小児期の体は、十分に成長・発達するために亜鉛を必要とします。妊婦の方は10mg、授乳婦の方は12mgが摂取推奨量です*。

*(30歳〜49歳日本人の食事摂取基準2020年版より)

摂取状況は、令和元年に報告された国民健康・栄養調査 総数平均値によると男:9.2mg、女性7.7mg。亜鉛の摂取量の平均をみると、特に男性は亜鉛不足に陥りやすい状況です。
さらに妊婦さんや授乳されている方、スポーツをされている方は通常以上に亜鉛が必要になります。無理なダイエットなどで栄養不足の状態が続いたり、食事の栄養バランスが偏っていたりすると、亜鉛不足になる可能性も考えられるため、こちらも要注意ですね。

(令和元年国民健康・栄養調査 総数平均値より)

 

なぜ特に女性は積極的に亜鉛を摂ると良いの?

女性は月経や妊娠、更年期といったライフステージの変化を経る中で、体内のホルモンバランスが大きく変動します。こうした変化に対応するために、亜鉛が果たすサポートの役割は非常に重要です。以下の点に注目してみましょう。

  • ホルモンバランスの維持
    亜鉛は、体内の酵素反応を助けることで、ホルモンの生成や分解に関与しています。バランスが乱れがちな女性ホルモンをしっかりサポートするため、積極的な摂取が推奨されています。
  • 美容面でのサポート
    亜鉛は、健康な髪や肌の維持にも寄与するミネラルとして知られており、薄毛や抜け毛といった悩みのケアにも注目されています。季節の変わり目は髪や肌が乾燥しやすくなるため、亜鉛を含むバランスの良い栄養補給が大切です。

 

女性だけでなく男性にも必要な理由

近年、更年期に関する情報が広がる中で、女性だけでなく男性にもホルモンバランスの乱れが問題視されています。女性特有と思われがちな更年期の症状は男性にもあり、医学的には「男性更年期(LOH症候群)」と呼ばれます。

一般的に40代から徐々に増えてくるとされ、加齢に伴いテストステロンをはじめとするホルモンの分泌量が変動し、体調や気分に影響が出ることがあります。亜鉛は、男女問わず体内のホルモン調整に関与するため、更年期のサポートとして役立つ可能性があります。

 

亜鉛を多く含む食品

亜鉛といえば牡蠣、というイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。
その通り、牡蠣には亜鉛が豊富に含まれています。しかし、牡蠣を1年中頻繁に食べることは難しいですよね。

手軽に摂れる食品としては、牛赤身肉や油揚げ、卵、カシューナッツなどがあります。

亜鉛は多くの食材に含まれますが、動物性食品に比較的多いため、野菜中心の食事では不足することがあります。
野菜もお肉も、バランス良く食べることを心がけましょう。

 

まとめ

季節の変わり目は、ホルモンや体内ミネラルのバランスが崩れやすい時期です。女性ホルモンの変動による美容や体調の悩み、また男性更年期におけるホルモンバランスの乱れに対して、亜鉛は大切なサポート成分として注目されています。

知らず知らずのうちに亜鉛不足になっているケースもあり、特に加齢とともに食事量が減少することが懸念されます。そのようなときは、無理に食事量を増やすのではなく、サプリメントの活用もひとつの有効な手段です。不調を感じる前に日頃の食生活を見直し、亜鉛不足を未然に防ぐことが大切です。

 

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参考:
厚生労働省『「統合医療」に係る 情報発信等推進事業』
健康食品の安全性・有効性情報
厚生労働省 生活習慣病予防のための健康情報サイト「e-ヘルスネット」
男性更年期の対策と、テストステロンを減らさない生活習慣を知ろう|くすりと健康の情報局

コップのお水理論より免疫のシーソー!? 花粉症の話

コップのお水理論より免疫のシーソー!? 花粉症の話

日本の国民病とまで言われる花粉症についてお話します。

花粉症の起こるメカニズムとして、体内に蓄積される花粉の量が容量を超えると発症するという”コップのお水理論”がよく言われていますが、最近は”免疫のシーソー理論”のほうがメカニズムをよりよく説明している、と言われています。免疫のアンバランス化で花粉症が引き起こされているのではないかということです。細菌やウイルスに対抗する免疫力よりも、花粉などのアレルギーに対抗する免疫力の負担が大きくなることで2つの免疫のバランスが崩れ、アレルギー症状が引き起こされてしまっていると言われています。

免疫に関わる細胞の約60%は腸内に存在するとされており、腸内環境が悪くなると免疫のはたらきに異常が起こり、花粉症をはじめさまざまな病気を招きやすくなるといわれています。また善玉菌の1種である酪酸菌が花粉症の発症に関係することまでわかっています。花粉症をはじめとするアレルギー対策として腸内環境をととのえることはとても大事になってきます。

腸内環境を整えるには納豆やヨーグルト、味噌、漬物といった発酵食品、食物繊維が豊富なキノコや海藻類、野菜などを積極的に取るとよいとされています。

 

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